2024年は春と秋にも開催!
季節ごとの自然遊びを思いっきり楽しもう!
次回開催は10月に登山キャンプ、12月、1月に冬キャンプです。
申込日は↓のチラシで確認できます。
石鎚こどもキャンプとは?
石鎚山のふもとのキャンプ場「石鎚ふれあいの里」を拠点に、こどもたちが自由に思いっきり自然の中で遊ぶ宿泊キャンプです。小学生が参加できます。毎年冬休み、春休み、夏休みに開催を予定しております。
石鎚こどもキャンプの特徴
①やることが決まっていない自由なキャンプ
一般的に組織キャンプではやることが明確に決まっています。しかし、石鎚こどもキャンプは遊びの時間は何をして遊ぶか自由です。プログラムの枠組みは決まっていますが、内容は決まっていません。スタッフも決まった遊び方を指導するのではなく、こどもがやりたいと思った遊びがどうすればできるのか、こどもと一緒に真剣に考えながらサポートします。
子どもたちがやりたい遊びを会議で話し合い、やりたい遊びを次々とやっていく、そんなキャンプです。川遊び、工作、お菓子作り、自然観察、虫取り、鬼ごっこ、なんでもOKです。(冬でも川に入りたければ入る!)
②スタッフは自然遊びが大好きで得意、
スタッフは石鎚ふれあいの里で勤務しているメンバーを中心に、自然観察や自然保育に長けたスタッフを配置しています。自由なキャンプでは子どもたちのやりたいことが溢れて止まりません。どんな遊びでも知識を持って安全にサポートできる体制を整えています。
子どもたちと近い立場で一緒に全力で遊んでくれる10代~20代の学生スタッフも遊びをサポートしてくれます。
③多様な大人、子どもたちとフラットに関わることができる
スタッフは皆さまこんな大人の姿を見て欲しいと思うような方々です。子どもたちにとってしっかり話したことがある大人は学校や習い事の先生と家族だけ、という子も多いのではないでしょうか。ここでは多様な大人たちと、立場を捨ててフラットに関わることができます。
また、参加する子ども同士も初めましての子が多いですが、遊びを通して仲良くなっていく姿はいつも心動かされます。自由だからこそ生まれる他者との関わりが魅力の一つです。
大切にしていること
①自然体になれること
自分を抑えたり、何かに固執することで生きづらさを感じてしまうことがないでしょうか。
大自然の中で一緒に遊ぶ中では年齢や立場は関係ありません。成果を上げる必要もありません。評価もしません。みんながそれぞれ1人の人間としてキャンプに参加してただ楽しむことができます。肩の力を抜いて、自然体で過ごせるキャンプでありたいと常に思っています。
②自主性を尊重すること
自分は何をしている時が楽しいのか、やりがいがあるのか。自ら考え行動することが変化の激しい時代でも幸せになりやすい生き方なのではないかと考えています。今の子どもたちの置かれている環境において、自主性を発揮できるシーンは決して多くはないと思っています。
石鎚こどもキャンプではどんな遊びをするか、どのように遊ぶか、常に選択の連続です。意見が分かれる時も一人一人の発言や行動を徹底して尊重した上で話し合い、キャンプをつくっていきます。
言うことをきかせるための言葉遣いや行動はしません。それぞれが納得できる形で決着をつけられるように誠心誠意向き合います。
③自然を大切にする心を育むこと
私たちはこの石鎚の自然が大好きで、これから先もずっとこの自然が在り続けて欲しいと願っています。自然と直接かかわる機会が少なくなっている現代社会において、こういった感覚を獲得するのは難しい気がしています。昨今の河原のBBQゴミ問題や富士山ゴミ問題などは心を痛めるばかりです。
私たちは子どもたちに将来自然を大切にしたいと思ってもらえるように、まずは自然遊びで心から楽しむ経験をしてもらうことが大切だと考えています。それが自分と自然が繋がっている感覚のはじまりだと思っています。
過去のキャンプの様子
第1回、第2回キャンプのレポートをご覧ください。実際にどんな遊びが起きているのか、どんなスタッフが参加してくれるのか、細かく記載しております。
親御さんの声
キャンプ後の保護者アンケートを一部抜粋して紹介いたします。
①学校行事の宿泊学習等が全てなくなり、残念がっていたところに友達から誘ってもらい、初めて母子分離のキャンプに参加させました。 やりたいこと、思い付いたこと、自由にやらせてくれた!あと1ヶ月くらい居たかった!と本人大満足でした。写真を見たら想像以上のたくさんとスタッフさんがいて、手厚くフォローして頂いたんだなぁ、と思い、感謝です。人見知りもあり、ご迷惑お掛けしたかな?と思っていましたが、たくさんの異年齢のお友達やスタッフのみなさんと関われたみたいで、楽しい思い出を胸にニコニコで帰ってきた姿を見て、行かせてよかったなーと思いました。ありがとうございました。(2021年度春)
②家ではYouTubeを見ない日はないし、やることなくてひまーなんて言ったりしてますが、キャンプではテレビを思い出すこともひまも全くなかったと聞き、それだけ遊びに没頭できたんだなぁとスタッフの方に感謝です。楽しいお土産話をたくさん聞かせてもらったけど、中でもとっておきなのは、雪山でかき氷を食べたこと!と言ってました。雪食べるの夢だった〜と話したらスタッフさんがなんと練乳を取り出してかけてくれたと聞き、そんなことまで叶えてくれるなんて、ドラえもん!?と思うほど親の方が驚きました。子どものしたいことに全力で応えてくれる大人との出会いは本当に貴重ですね。話をする子どもの顔がいきいきしていました。いつもは子どもの方が親や学校に応えることばかりだもんなあと思い、私もできるところは子どもに目線を合わせたいと思います。有意義な時間を過ごせたこと本当にありがとうございました。(2022年度冬)
③子どものやりたいことやこういったことができるよ、ということの中から、自分で選べて実際にできる、というのは子どもの意見をきちんと汲んでもらえる、という意味でも最高だと思う。 ゲームや電子機器、勉強はなく、自然の中でスタッフさんやみんなとめいっぱい遊んで帰ってきてくれて、親の想像以上の体験をして帰ってきたようで親子共に大満足です! ケガをしたと連絡をいただき、病院でキャンプの続行をどうするかという話になった時、子どもがすごく楽しみにしていたぶん、できれば続けてほしいけど…と思っても、親だけでは決断できることではないのでどうしよう…と思っていたら、僕たちがお子さんにこうするから、この先はこうしましょう、とスタッフさんに心強い提案をいただき、ホッとしました。娘をこちらにお願いして良かったと思いました。 お迎えに行った際に、スタッフさんやお友だちとの様子を見て、本当に参加させてもらえてよかったなと心から思いました。 娘も「また参加したい!」とのことでした。 ありがとうございました!(2022年度春)
キャンプの開催予定
次回キャンプ開催は2024年7月です。
よくある質問
天候が悪くなったら「遊び」はどうなりますか?
川遊びや雪遊びなど天候に大きく左右される遊びは中止や延期の判断をします。フリーの遊びタイムについてはどうやったら楽しく遊べるかみんなで考えます。料理や工作などは屋根のあるスペースで実施できます。雨でもかっぱを着て外で鬼ごっこをすることもあります。びちょびちょに濡れてみるのもいいかもしれません。焚き火も屋根のあるスペースで小さい火を焚いて、竹灯籠やキャンドルで装飾して行うのもまた一興です。子どもたちはどんな天気でも楽しめますし、スタッフもどんな天気でも楽しめるように一緒に考えます。
もしケガした場合の対応は?
まずは救命講習や野外災害救急法の有資格者が応急処置にあたります。同時に保護者の方に連絡をします。スタッフで判断・処置できない場合は石鎚ふれあいの里から車で30分圏内にある村上記念病院や西条市民病院、西条市休日夜間急患センターなどに連れていきます。緊急の場合は救急車を呼びます。到着まで概ね20分程度です。病院に行く際は必ず保護者の方にご連絡しますが、緊急の場合や保護者の方と電話がつながらない場合は現場の判断で病院に連れていくこともあります。また、後日保険会社から連絡があり、保険金の請求が可能です。
安全対策についてどのようにしていますか?
子ども3人に対して1人以上のスタッフを確保します。複数の場所で同時に遊びが進行することも多いので、必ずすべての場所ですべてのこどもに目を配るようにスタッフで連携して動きます。また、当日までにスタッフで研修、シミュレーションを行います。