こんにちは!石鎚ふれあいの里の田村です。
極寒の1月前半を乗り越え少しあたたかくなった今日この頃、
年末年始気分も抜けて年度の終わりに向けて一気に色んなことが動き始めている気がします。
私たちも例外ではなく2本の子どもキャンプと年末年始のハレ棟の営業がひと段落して、
冬のデイキャンプや春キャンプ、プチ繁忙期である春休みの宿泊営業に向けて準備をはじめました。
さて、今回はその中の一つである春キャンプについて少しお話させてもらえたらと思います。
思いのままに書きたいことを書いていきますので、少々読みにくいかもしれませんがご了承ください。

春キャンプのスケジュールについて
春キャンプのスケジュールはざっくりと以下の通りです。
①3月25日午後~3月26日午前 子ども自由に集合
集合時間は3月25日午後~3月26日午前の間いつでもOKです。修了式が午前まである学校がほとんどだと思いますので、終わってからすぐ来ても良し、翌日から来ても良し、早く来た子たちはスタッフと一緒にさっそく遊びをスタートします!
②3月26日午後~3月27日午後 遊びの時間
3月26日午後~3月27日午後は参加する子どもたちが全員揃っている時間です。やることはいつもの遊びの時間と変わりありませんが、皆で一緒に遊べたらいいなと思っています。
③3月27日夜~3月28日午後 子ども自由に解散
3月27日夜~3月28日午後は自由解散です。離任式が28日の午前にある学校がほとんどだと思いますので、前日に家に帰っても良し、翌朝に帰っても良し、何なら離任式だけ抜けて戻ってきてもOKです。
④3月28日夜~3月29日朝 保護者・子ども・スタッフで打ち上げ開催
3月28日は18時頃から保護者・子ども・スタッフ全員参加OKの打ち上げを行います!強制ではありませんので、ご希望の方はご参加ください!保護者・子どもたちはその日の夜の宿泊もOKです。

変則スケジュールで開催する理由
修了式と離任式のタイミング
先述の通り、3月25日に修了式、3月28日に離任式の学校がほとんどだと思います。ふれあいの里の都合で3月25日~28日の期間でしかキャンプ開催ができないので、自由集合解散のかたちをとることでそれぞれのご家庭の都合に合わせて最低2泊3日は参加しやすそうな形をとってみました。
長いキャンプ開催希望の声
子どもたちにとって自らのやりたいことを自ら決めてとことんやれる時間は格別に楽しい時間だと思います。一度参加してくれた子どもたちのほとんどは時間が足りない、もっと長くしてくれという要望があります。また、キャンプは長ければ長いほど団結も深まり楽しさも学びも増していくものだと思います。私たちとしても長いキャンプを開催したいという想いはありましたが、スタッフの体力や通常営業のことを考えてこれまではどうしても2泊が限界でした。しかし今回は変則日程での開催にあたり、どうせならこの機会にいつもより長いキャンプをやっちゃおうと決めました。離任式に参加しない、または離任式に一度行って打ち上げに戻ってきて打ち上げに参加する場合は子どもは最大4泊できます。
保護者の方とも一緒に楽しむ時間をつくりたい
最近のキャンプでは迎えに来てくださった保護者の方に向けてキャンプの方針などについて説明会を行ってきました。どのキャンプにも言えることですが、宿泊キャンプの中でなにが行われているかは保護者の方からはみえません。どこのキャンプに参加しても子どもたちは楽しかったと言うと思います。そんな中で説明会を行うことで少しでも私たちの方針を伝えようと考えました。しかし、やはり聞くよりも体験することが一番!普段の子どもキャンプでの楽しい時間を保護者の方とも共有したいと思い、打ち上げを開催することにしました。打ち上げの詳細は後の項目で説明します。
今回の春キャンプがひとつ「石鎚子どもキャンプ」の節目
2021年12月に石鎚子どもキャンプを開催してから丸3年が経ち、キャンプは4年目のシーズンに突入しています。改善を続けながら今日までやってきましたが、「石鎚子どもキャンプ」としての開催はこの春をもって一旦終了としようかと考えています。理由は主に3点あります。
ひとつはキャンプスタッフは体力と精神を消耗するからです。大切な命を預かる責任、子どもたちの無限のエネルギーと向き合う体力が必要な仕事です。多くの方に協力していただきながら続けてきましたが、オールシーズンやり続けるのは持続可能ではないなと感じました。

ふたつめは通常営業に支障がでるからです。ふれあいの里は普段は宿泊やBBQ営業がメインの施設です。キャンプはとても需要のあるイベントで、申し込みは非常に多く、定員はすぐに埋まります。できるだけたくさん開催したいという思いから春、夏、登山キャンプとオールシーズン多様なキャンプを開催してきました。しかし子どもキャンプを開催するとなると施設を貸切にしてスタッフ総動員でキャンプの仕事にあたります。キャンプを開催しながら通常営業を行ったこともありますが、やはりバタバタしてしまいます。冬キャンプは閑散期なので大丈夫なのですが、それ以外の季節についてはメインの仕事をとめてしまうのは様々な側面から組織に負担がかかるもので、違う形の開催方法を常に模索し続けてきた3年間でした。

みっつめはキャンプをより日常にしたいからです。私たちのキャンプの方針は自然体でいられること、自主性を伸ばすこと、自然との接点をもつこと、を大切にしています。これは一時的なものではなく、子どのたちが大きくなった時に身についていてほしいと願っていることです。キャンプという非日常の世界での経験だけでなく、自主的に何かをやる、自然と触れ合う、自然体でいられる機会が日常になることが一番の理想だと考えています。キャンプはあくまできっかけに過ぎないです。

そういった想いから昨年11月に親子デイキャンプを実施しました。これは私たちとしてはとてもいい感触があったキャンプで、子どもたちだけでなく親御さんも一緒に心から楽しめる時間を共有することで、経験がより日常と結びついてくれるのではないかと感じました。デイキャンプであればスタッフの負担も少なく、毎月開催もできそうです。多くの方と長い付き合いができるキャンプを目指したいと考えています。
打ち上げの詳細
打ち上げ詳細は以下の通りです。
日時:3月28日18:00~
場所:ふれあいの里研修棟
費用:食費無料。アルコールを飲む方はカンパをいただけるとありがたいです。
備考1:宿泊希望の家族はコテージが無料で宿泊可能です。
子どもたちが使った後で完璧な清掃はできていませんのでご了承ください。
どこでもいい方は研修棟で寝袋泊、キャンプ泊も可。
備考2:宿泊なしもOK.離任式に出た後戻ってきてもOKです。
備考3:スタッフのプーさんがこの3月をもって、
ふれあいの里並びに子どもキャンプの運営から離れることとなりました。
打ち上げは送別会も兼ねています。ぜひともプーさんに会いに来てください。
さいごに
ということで変則日程で開催する春キャンプは盛大に盛り上げていきたいと思っています。
皆様のご参加お待ちしております。
また、石鎚子どもキャンプ、私たちスタッフを信頼して参加してくださる方々にはとても感謝しています。いつも本当にありがとうございます。これからも心温まる体験の場を提供していきたいとおもっていますので、引き続きよろしくお願いいたします。